お茶の効果
おそらく日本人なら誰もがどこかで飲んでいるのがお茶、それも緑茶です。身近なものなのに、その効能や効果はすごいのです。緑茶意外にウーロン茶、紅茶、白茶でもそうなのですが、以前から健康に良いとされています。
それでも特に緑茶は優れているのです。それは他のお茶よりも加工処理があまりされていないからです。特に体に良い抗酸化物質などの物質が濃縮されており、その健康効果も群を抜いているそうです。
実際に、現在科学的に立証されている緑茶の効能を最初におさらいしておきましょう。
まずは「免疫力向上」です。カテキンにウィルス撃退の効果があることは有名ですが、更にある臨床研究では、風邪菌の増殖を防御する作用もあることもが立証されています。それは、免疫力を強化する調節性T細胞の数を緑茶が増やしてくれるからとされています。
そして「心臓を守る効果」もあります。1日2~3杯のお茶を飲むだけで、心臓の動脈を柔軟にして、血圧の変化に対応できるようになることから、心臓病のリスクを低減するとされています。
更に、抗酸化物質であるフラボノイドが、内皮細胞を活性化させて、血管の詰まりを予防してくれます。
また、1日5杯の緑茶を飲めば、肥満対策にもなります。それは体の脂肪燃焼効果を高める作用があるからで、マウスの実験で確認されています。
そして「ボケ防止」にも役立つそうです。65歳以上の14000人を対象に実施された調査によると、普段から緑茶をたくさん飲んでいる人は、老化も遅いことが判明したそうです。まさに、緑茶の効果恐るべしです。