お茶プレッソがカラダにイイ訳



まだあるいろいろな効果

 

 

緑茶の効果はこれだけに留まりません。ちなみに、まだ「お茶プレッソ」の段階ではありません。あくまでも「お茶」のレベルです。

 

さて、緑茶には血糖値を下げる作用もあります。つまり、糖尿病予防というわけです。過去の研究では、1日に6杯の緑茶を飲んでいる人は、糖尿病リスクを3分の1に低減できるとしています。

 

続いてコレステロール値の低下効果です。これはポリフェノールの効果で、コレステロール吸収を妨げ、悪玉コレステロール(LDL)値を低下させます。

 

そして何と、脳細胞の成長を活性化、記憶力や学習力を向上させる効果もあるとされています。これはカテキン効果で、灰白質を保護する作用があるからです。

 

食中毒の予防にも役立ちます。食中毒の大きな原因となる腸炎ビブリオ菌は、お茶と合体すると殺菌されてしまうのです。更には、毒素型ぶどう球菌やコレラ菌も殺菌する力があります。食事時のお茶は食中毒の予防にかなり役立ちます。従って、生ものが多い寿司と緑茶というのは、非常に意味のある取り合わせということができるでしょう。

 

次はフッ素の効果です。歯磨き粉で「フッ素入り」というのがありますが、お茶にもフッ素が含まれており、歯を強くして、虫歯にならない抵抗力をつける作用があります。また、お茶にはタンニンも含まれ、この殺菌作用で更に虫歯になりにくいことになります。

 

そしてビタミンCです。緑茶に含まれるビタミンCは優れもので、80度でも壊れないという熱に強い特性があります。保存にもすぐれた特性があるので、若々しい弾力性のある素肌作りにも欠かせません。このように、お茶の効果は挙げたらキリがないほどたくさんあるのです。